OpenText TeamSiteでWebコンテンツマネジメントをモダナイズする9つの理由

2022年以降に向けたTeamSiteユーザーの準備

OpenText™ TeamSite™を長年使用しているユーザーも、Webエクスペリエンスに他のコンテンツ管理システム(CMS)を使用しているユーザーも、モダナイズすべき9つの説得力のある理由をご紹介します。 この5年間で多くのことが変わりましたが、Webコンテンツ管理(WCM)も「一度作成したものを多くの人に公開する」ことから、オムニチャネルを利用したより包括的なエンゲージメントへと進化しています。 WCMはデジタルエクスペリエンス管理(DXM)へと進化し、以下の9つの機能が、よりモダンなエクスペリエンスを提供するために役立ちます。

1.Experience Studio

TeamSiteのユーザーインターフェースであるExperience Studioは、マーケティング担当者やその他のビジネスユーザーに特化したデジタル体験の構築を、ドラッグ&ドロップで視覚的に行うことができます(下図)。統合された分析、キャンペーン、デジタルフォームなど多くの機能を備え、顧客エンゲージメントを容易に向上させるための注力すべき重要分野を強化することができます。

2.統合

TeamSiteをWebコンテンツ管理システム(WCM)として選択すれば、ベスト・オブ・ブリードのソリューションへの投資は完璧です。TeamSiteは、eコマースからマーケティングオートメーションソリューションまで、あらゆるソフトウェアと連動でき、カスタマイズも容易です。

3.ヘッドレス

コンテンツ層はプレゼンテーション層から分離されているため、TeamSiteで一度作成したコンテンツはどこにでも公開することができます。従来のCMSソリューションとは異なり、独自のデカップルドアーキテクチャにより、あらゆるサードパーティソフトウェアと簡単にコンテンツを共有することができます。

4.ターゲティングとパーソナライゼーション

お客様のことを一番理解しているのはデータです。TeamSiteは、アナリティクスによって得られたインサイトの取得、管理、活用を支援することができます。新しいOpenText™ Experience CDPおよびGoogle™との統合により、TeamSiteは、特定の顧客セグメントをターゲットに、ユーザーに響くパーソナライズされたコンテンツを提供することが可能になります。TeamSiteでデジタル体験を最適化することにより、顧客獲得、エンゲージメント、リテンションのビジネス目標を最大化することができます。

5.テストと実験

実験やテストを通じたサイトの「改善」は、「あったらいいな」ではなく、「必須」になってきています。 Webサイトの最適化は、実験的な手法を繰り返すことで最高のオンライン顧客体験につながります。 最新のCMSは、A/Bテストツール、多変量(MVT)テストなどから学習する機能を備えています。最高のWebサイト最適化ツールは、特定のランディングページまたはWebサイト全体のコンバージョン率最適化(CRO)で企業を支援します。

6.ワークフロー、翻訳、コンプライアンス、その他

TeamSiteは、強力でカスタマイズ可能なワークフロー機能を備えているだけでなく、他のシステムやアプリと統合することによって、業務手順を簡素化することができます。社内のコンテンツ承認の合理化や、翻訳やWebコンプライアンスのチェックなど、TeamSiteは、Google翻訳、トランスパーフェクト社の翻訳管理システム GlobalLink、Wovn Technologies 社のWOVN.io 、Webアプリ監査ツールLighthouseなど多くのシステムやアプリとの統合を可能にし、これを実現します。

7.パフォーマンスとスケーラビリティ

TeamSiteは、オーサリングとランタイムの両方のパフォーマンスで常に他のベンダーより優れています。TeamSiteであれば、Webサイトが期待通りに動作し、適切に構成されることが保証されます。

グローバルな組織は、世界中で拡大し続ける要件を満たすためにTeamSiteを利用しています。マイクロサイトでもWebサイト全体でも、TeamSiteはお客様とともに成長し、ビジネスを構築する自信を与えてくれるでしょう。

8.セキュリティ

デジタルファーストの企業であれば、セキュリティの脅威に直面するのが現実です。OpenTextのエンジニアチームは、セキュリティの脆弱性の特定と是正を優先し、企業のデータだけでなく、顧客の個人情報の安全性を確保できるよう支援します。TeamSiteは、組織全体のセキュリティに対する取り組みとして、世界中の企業組織から信頼を得ています。

9.高品質なコンテンツレビューとバージョン管理

TeamSiteのモバイルエミュレータ(下図)により、事実上あらゆるモバイルデバイスにおける表示の一貫性を確保し、ブランドを保護します。コンテンツをプレビューすることで、どのように表示されるかを確認し、その場で必要な調整を行うことができます。また、品質保証のために、異なる言語のコンテンツを並べて比較することもできます。

金融サービスやヘルスケアなど、規制の厳しい業界の企業は、コンプライアンス監査に対応するための適切なツールを必要としています。これは、TeamSiteの絶対的な強みです。実際、監査証跡は非常に正確で、これらの厳しい要件を満たすために、いつでも表示されているサイトを再公開することができます。

TeamSiteをまだご覧になっていない方は、ぜひ弊社にご相談ください。また、新しいカスタマーデータプラットフォーム(CDP)により、どのようにデータ主導のエクスペリエンスが実現されているかについての最近のブログもお読みください。

※上記は、一部海外でのみ提供している機能も含まれます。詳しくは弊社までお問い合わせください。

Takashi Oguchi

オープンテキスト株式会社 ソリューションコンサルティング本部/シニアソリューションコンサルタント SI企業でシステム開発を経験した後、インターネット黎明期の代表企業であるNetscape社に入社。その後、Webコンテンツ管理の先駆けであるInterwoven社を皮切りに、Autonomy社やHP社でのコンサルティング業務などを経て現職。CMSやDAMを活用したデジタルマーケティングの促進支援など、日本におけるカスタマーエクスペリエンス(CX)の改善支援に20年近く従事。

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