OpenTextのWebコンテンツ管理システムは、PayPay銀行の情報発信を支えています

日本初のインターネット専業銀行として創業し、現在はLINEヤフーグループの一員として幅広く事業を展開するPayPay銀行株式会社。金融サービスの入口となるWebのコンテンツ管理ソリューションにOpenText TeamSite、ファイル配信アプリケーションにOpenText OpenDeployを採用。2011年の導入以来、10年以上にわたって作業工数の削減、リリース速度の向上に貢献し、同行のサービスや情報発信を支えています。

コンテンツ管理から配信までを完結しリリース速度の向上へ

LINEヤフーグループの一員として、インターネットバンキングサービスを提供するPayPay銀行。「PayPayで一番便利に使える銀行」として、グループシナジーを活かしたサービスを提供しています。
Webを重要領域に位置付ける同行は、コンテンツ制作からシステム管理までをすべて内製化し
ています。OpenText TeamSite とOpenTextOpenDeployの導入は2011年で、それ以前は
コンテンツ管理システム(CMS)を利用しておらず、コンテンツは銀行システムのプログラム資産と同一のサーバー上で管理していました。そのため、コンテンツ更新時は開発部門、サービス部門、コンテンツ部門など、複数の関連部署が関わる運用のため、手作業でのリリース作業が必要でした。そこでCMS を導入し、作業の自動化によるオペレーションリスクの低減を目指すことにしたと、IT本部開発二部長の近藤毅宏氏は振り返ります。

「導入以前は、案件ごとにコンテンツはコンテンツ部門が制作してリリース後は開発部門に管理を委ねたり、コンテンツ部門が制作からリリースまでを手がける案件があったりと、複数のプロジェクトが走っていました。しかし業務が煩雑化し、管理負荷も大きくなっていたため、CMSによってコンテンツチェックイン/チェックアウトをコンテンツ部門で完結させることで、リリース速度の向上を図ることにしました」

OpenText TeamSite/OpenText OpenDeployを採用しガバナンスに配慮したサイトを構築

同行はCMS導入に際して増え続けるコンテンツの確実な管理、効率的なコンテンツの作成・配信、ガバナンスに配慮したWebサイト構築という3 つの要件を定め、要件への適合性と製品シェア、国内での採用実績を評価してOpenText TeamSite/OpenText OpenDeploy を採用しました。
導入時は、従来と運用や考え方が大きく変わることになるため、ルール作りやトレーニング、CMSサーバーに移行するコンテンツの範囲の検討を行いました。

「導入以前は管理者と制作者が一体でしたが、新CMSで管理者と制作者を明確に分けてガバナンスを効かせるため、ワークフローで権限の管理を徹底しました。最初は現場でも混乱があったものの、取りまとめ部門の努力もあり対応できました」(近藤氏)

同行はCMS導入に際して増え続けるコンテンツの確実な管理、効率的なコンテンツの作成・配信、ガバナンスに配慮したWebサイト構築という3 つの要件を定め、要件への適合性と製品シェア、国内での採用実績を評価し
てOpenText TeamSite/OpenText OpenDeploy を採用しました。
導入時は、従来と運用や考え方が大きく変わることになるため、ルール作りやトレーニング、CMSサーバーに移行するコンテンツの範囲の検討を行いました。
「導入以前は管理者と制作者が一体でしたが、新CMSで管理者と制作者を明確に分けてガバナンスを効かせるため、ワークフローで権限の管理を徹底しました。最初は現場でも混乱があったものの、取りまとめ部門の努力もあり対応できました」(近藤氏)

以来、OpenText TeamSite/OpenText OpenDeployは、複数回のバージョンアップ、ライセンスの追加、追加開発、ワークフローの改修などを実施。2014年には動きのある画面デザインを導入するため動的コンテンツの追加プロジェクトを実施したほか、2020年にはログイン前サイトを切り出してアマゾンウェブサービス(AWS)のクラウド上に移行しています。
IT本部開発二部基盤開発第一グループ上席部長代理の杉本英貴氏は、AWS移行について次のように語ります。

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