SAP SAPPHIRE NOW 参加レポート

2018年6月5日~7日に米国 フロリダ州Orlandoにて開催されましたSAP SAPHHIRE NOW に参加してきました。SAPHHIRE NOWは、SAP のグローバルカンファレンスで、年に一度開催され、最新のSAP戦略発表があります。今年は、世界各国から2万人以上、日本からも500名ほどが参加されましたが、日本からの参加者数は世界5位の規模で、昨年対比36%Upと、SAPビジネスへの日本企業の関心の高さがうかがえました。

今年のSAPHHIRE NOWでの注目テーマは、「Inter-event Enterprise」です。その中で、SAPは以下3つのキーメッセージを挙げています。

  1. エンド・ツー・エンド ~ 一気通貫した体験こそ、新たな価値をもたらす
  2. ビジネスプロセスのチカラ ~ ビジネスプロセスの中でこそ、最新技術がビジネスへの付加価値
  3. データ主導型ビジネス ~ データの連携・可視化が迅速な意思決定を支援し、イノベーションの源泉となる

これは、まさしく、オープンテキストSAP Solutionが目指す姿と一致しています。
オープンテキストが提供しているOpenText Extended ECM (xECM) は、紙や画像データなどの非構造化データと呼ばれるデータをSAPビジネスプロセスと紐づけて、管理することが出来るSolutionです。ビジネスプロセスの中の正規化されたデータだけではなく、非構造化データも一元管理することで、データ連携、可視化を実現します。これは、まさに、SAPが挙げている「新たな価値への源泉」となります。

実際に、SAPPHIRE NOWでもxECMを導入いただいているValero Energy社より、~SAPとOpenTextでのDigital Transformationのご紹介~と題し、日本のエネルギー業界の企業様にラウンドテーブルと言う形で、講演を頂きました。Valero Energy社では、厄介なペーパーベースのプロセス、サイロ化した情報をxECMを活用し、内部管理プロセスの最適化を実現し、Digital Transformationを実現した上で、いかに企業の付加価値を上げるか、と言うことを熱く語っていただきました。日本企業とグローバル企業が意見交換できる場も、グローバルカンファレンスならではの貴重な機会ですね。

オープンテキストとしては、今年も、「SAP Pinnacle Awards」を受賞しました。こちらは、11年連続受賞となります。このAwards、SAPと共に、これからも、日本の皆様に「尖がった」価値をご提供していきたいと考えています。

オープンテキスト株式会社
Enterprise & CEM 営業本部
SAP 事業開発マネージャー
布下 公子

<お知らせ>
8月2日(木) に開催されますSAP NOWにて、注目の導入事例をご紹介します。最新のソリューションに関する詳細は、下記のセミナーでご確認ください。

<SAP NOW>
NS-03 ネットワンシステムズ(株) 様の全業務プロセス・情報のデジタル化による
ビジネス変革の推進 -SAP Extended ECM by OpenTextがもたらす価値-

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