Innovation Tour に参加して

Innovation Tour、今年も大盛況で終了することができました。終日ご参加いただいた皆様、午前あるいは午後のみご参加いただいた皆様楽しんでいただけましたでしょうか。

今回は午後のブレークアウトセッションに参加しました。
スペシャルセッション「平時から有事における情報ガバナンス強化」と、午前の部でもキーワードとして取り上げられていた「Encase:可視化から始めるデータセキュリティ」に参加しました。

情報ガバナンス強化が求められている現在、e-Discoveryへの対応が必須となっています。いつどこで会社が訴訟に巻き込まれるかわからない今、日頃から正しい文書管理をしていく必要があります。文書のライフサイクルの管理(ドキュメントのバージョン管理)・廃棄を業務で正しく行っていくことで有事の際には短時間で費用をかけずに必要な情報を収集することができますね。

私の部門は保守契約を扱う部門です。保守契約更新を行うたびに過去の履歴やお客様ごとの契約を確認しなければなりません。弊社の契約情報はContent Serverで管理・運用されています。
保守更新の部分については、これからContent Serverでのライフサイクル管理ができるよう計画しています。皆様の会社でもファイルサーバーや他のシステムで、同じような名前のファイルがたくさん存在したりしていませんか?文書のバージョン管理ができていれば、古いファイルをアップデートしてしまったりすることがなくなります。

Encaseはフォレンジック調査と情報セキュリティに関する製品です。フォレンジックとは、コンピュータの記憶媒体に保存されている文書ファイルやアクセスログなどから犯罪捜査に資する法的証拠を探し出したり、通常はアクセスできない削除済みデータを復元したりする調査です。

Encaseはデータの物理収集をエージェントを使って行うことができ、エンドポイント上のデータをカテゴリー分けして収集し、可視化することができます。モバイルを含め収集した膨大なデータがすぐに分析できる環境を用意できるのは心強いですね。

Content Serverで履歴管理(バージョン管理)やライフサイクルの管理を行い、Encaseでエンドポイント上のデータを収集することで、社内のあらゆるデータ(構造化・非構造化データ)の管理・運用がスムーズになり、e-Discoveryの対応もできれば万全です。

今後も新しい製品のご紹介や活用例、お客様の事例紹介など、「参加して良かった!」と思えるイベントを企画していく予定です。
今回ご参加いただいた方、残念ながらご参加いただけなかった方も、次回のInnovation Tourでお会いできますのを楽しみにしています!

オープンテキスト株式会社
カスタマーサポート部
小口 志津子

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