ビジネスのデジタル化に向けた取り組みの中で、見過ごされがちな業務がいくつかあります。ベンダーやサプライヤーとの取引もその一つです。Institute of Financial Operationsの調査によると、請求書の50%はいまだに紙で、37%は電子メールで、5%はファックスで受け取っているため、その結果、92%の請求書が何らかの手入力を必要としています。
自動化の劇的な効果
請求書を迅速かつ効果的にデジタル化し、請求書発行プロセス全体を自動化することのメリットは既に立証されています。ある研究によれば、自動化によって請求書発行のプロセスにかかっていた時間を20.8日から3.8日に短縮することができるといいます。
OpenText™ Vendor Invoice Management for SAP® Solutions(VIM)は、長年にわたり、SAP環境における代表的な請求書管理ソリューションとして利用されてきました。さらに近年、SAP S/4HANAビジネススイートの機能を活用するためにソフトウェアがアップグレードされています。
では、SAP S/4HANA上でVIMを最大限に活用するにはどうすればよいのでしょうか。
スムーズな移行を実現するために
IDCの調査では、SAP S/4HANAへの移行には既存システムからの移行が必要になると回答した人が33%、新規導入になると回答した人が23%いました。そこで問題となるのが、移行の複雑さをいかにして軽減するかということです。
OpenTextはSAP S/4HANAに完全に準拠しているため、新しいプラットフォームへシームレスに移行しながら、すでに利用中の請求書発行ソリューションを最大限に活用することができます。このようにして、日常業務への影響を最小限に抑えながら、アップグレードによって作業方法を再構築し、プロセスを改善することができます。
理想的なパートナーの選択
このような大規模な移行プロジェクトは、社内のIT部門にとっては気の遠くなるようなコストがかかるため、多くの企業は、パートナーであるコンサルタント会社のサービスを利用しています。IDCの調査によると、回答者の77%が移行の際にパートナーを利用すると答えています。
長年の信頼と実績
オープンテキストは、長年にわたりSAPの戦略的パートナーとして活動してきました。請求書管理ソリューションに関する他にはない豊富な専門知識を有しているため、スムーズな移行実現のために必要なスキルとリソースを提供することができます。当社のコンサルタントとエンジニアのほとんどがプロフェッショナルな認定を受けており、SAP S/4HANAプラットフォームでの請求書処理に関する多くのプロジェクトを手がけています。
AIによるインテリジェントな自動化
さらに、AI機能を活用して、未来に向けた請求書プラットフォームの構築を支援します。当社のOpenText™ Intelligent Capture for SAP® Solutionsは、紙ベースの請求書の取り込みをサポートするオプションです。その洗練された機械学習アルゴリズムは、最先端の文書および文字認識機能を提供します。また、SAP S/4HANAに深く統合されているため、データの抽出を完全に自動化し、手動でのキー入力を排除した請求書ワークフローを実現します。
<Webinar>
デジタルファイナンス最前線 新時代の企業成長を支える経理・財務部門のDX
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日時:2021年6月14日(月)13:00-14:20
会場:オンライン
参加費:無料(事前登録制)
共催:SAP ジャパン株式会社、オープンテキスト株式会社、ブラックライン株式会社
事例はこちら
https://digital-tech-insight.jp/opentext/resources/
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