Enterprise World アジア初開催!

2018年も残り2週間となり、年末の訪れとともに、2019年開催予定のOpenText年次イベント告知がスタートしました。
2019年は、従来1か所で開催されていたグローバル年次イベント「Enterprise World」を3拠点に拡大、アジア地域では、シンガポール・マリーナベイサンズにて4月16日、17日の2日間で開催されます。マリーナベイサンズといえば、高層階のプールで一躍話題となり、いまやシンガポールのランドマーク的存在ですね。

アジア初開催で期待が高まるEnterprise Worldですが、そもそもEnterprise Worldとはどんなイベントなのか、まだ体験されていない方のために、2018年のイベントについて少し振り返りたいと思います。

2018年のEnterprise Worldを振り返る

OpenText™のグローバル年次イベントはここ数年毎年7月に本国カナダ・トロントで開催されています。トロントはオンタリオ湖沿いに位置するカナダの二大都市のひとつで、OpenText本社があるウォータルーからは車で約1時間半くらいです。
今年は7月10日~12日、トロント中心にあるユニオン駅直結のメトロ・トロントコンベンションセンターで開催されました。

さて、初日の基調講演では、弊社CEO兼CTOであるMark Barrenecheaが登壇。
メインテーマである「Intelligent   and Connected Enterprise」を掲げて、企業や人がどのように新たな世界に対峙していくべきかを紐解き、加速するデジタル時代に向けたOpenTextのEIM戦略を発表しました。

特に”We are Reborn Cloud”のメッセージとともにSaaSベースの「OT2」の発表や、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud Platformの3大クラウドプラットフォームへの対応など弊社のクラウド戦略に関する発表を行いました。

クラウド戦略に関する具体的なプレスリリースは、先月にEP5/OT2のLaunch、およびGoogle Cloud Platformとの提携に関する正式プレスリリースを配信しています。

Day2では、CEOの基調講演の内容をさらにブレイクダウンする形で開発部門担当責任者であるMuhi Majzoub が登壇し、50以上のコネクタを開発しているコグニティブプラットフォームMagellanのアップデートやOT2を含めたクラウド戦略、またネットワークによって繋がれた世界で巻き起こるIoTやビジネスネットワークの進化、そして新たなリスクや脅威に対するセキュリティ対策など、広範囲にわたるソリューションのアップデートを説明しました。
セッションの中では、ゲストスピーカーを交えてロサンゼルス郡のDocumentum事例やTata Consultingとの共同プロジェクトを紹介。さらに、Day2基調講演の最後を飾ったのは、野球界のレジェンドで、その生涯が映画化されている、メジャーリーグの伝説的経営者Billy Beane氏。自身の統計学的手法による実践について、当時の記録を紐解きながら、時にはユーモアを交えてお話されていました。Day1の基調講演の中にも、Person + Machine not Person vs. Machineと説明がありましたが、より良い方向性を導くために思考する能力、それに合わせてシステムをどう活用していくべきなのか、を改めて考えさせられました。

基調講演以外にも多彩なプログラムを展開

2日間にわたる午前中の基調講演のほかには、期間内は265ものブレイクアウトセッションや、協賛パートナーを含めた展示エリアで、様々なソリューションやデモンストレーションが随所に行われていました。また、開発中の製品にも触れ、実際の開発者とも対話できる開発者/イノベーション・ラボも期間中オープンされていました。

また、ダイバシティの推進を取り組む一環として、イベント期間の最終日には、OpenText Women in Technology Summitが初開催されました。米国政府の前CTOであるMegan Smith氏をはじめ、IT業界で活躍する女性CEOが登壇するとともに、パネルディスカッションも実施。女性の地位向上に関する取り組み、ダイバシティ対応への変革などが討議されていました。

最後になりますが、イベント会場を行き来する途中に、弊社のロゴ入りアイテムが揃うポップアップストアを発見しました。昨年までは恐らくこのようなシップはなかったと思います。OpenTextのロゴは前回のEnterprise Worldでデザインが刷新され、クラッシックな書体から現代的な書体に一新されており、スポーツウェアやグッズなどにもピッタリの印象でした。

さて、数日間にわたるEnterprise Worldですが、冒頭でもご紹介させていただいた通り、初のアジア地域での開催が決定しています。

現在以下のサイトで、登録を開始しています。また、各種アジェンダについては、随時同サイトで発表していきますので、ぜひチェックしてみてください。

次回は是非シンガポールでお会いしましょう!

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