Mission Statement
OpenText JapanはBusiness Network事業におけるビジネスミッションを支える4つの要素のうち、
「お客様を取り巻く国内外・業種・業態に問わず、取引業務の100%デジタル化を支援します。」
についてご説明します。
デジタル・トランスフォーメーションの過渡期を迎える市場において、企業間取引のデジタル化は最大の関門の1つとなります。相手先がいる領域においては、レガシー技術が残存するケースもあれば、最新技術の採用し、その対応を要求されるケースもあります。そもそも言語の壁が立ちはだかり、システム化が二の次となりマニュアル作業が残るケースもあります。こうしたあらゆる障壁を超え、どのように取引業務の100%デジタル化を進めていくのか、数多くのグローバル・ベストプラクティスに触れてきたOpenTextの考え方をご紹介します。
言語、商習慣、各国法令、業種/業界など、ビジネス要件によるシステム断絶の可能性を排除
国や業界、企業により商取引の慣習は異なります。また、企業間システム連携を実施しようとした時に、言語の壁や国によるレギュレーションが立ちはだかることも少なくありません。それによって、グローバルB2Bのシステム化がなかなか進まない企業が数多く存在します。それは、グローバル展開をする企業にとって、グローバルビジネスの可視性が確保できず、業務の最適化ができない状況にあることを意味します。グローバルB2Bを専門としているOpenTextは、各国・各業界の専門家を有し、グローバルのベストプラクティスにもとづいて、お客様のグローバルビジネス拡大をシステム面から支援致します。
旧来/最新のテクノロジーが混在するB2B領域で、あらゆるIT・システム面の複雑性/多様性を吸収
旧来は電話・FAXで実施していた商取引は、電話回線を用いたEDIによる自動化をはじめ、各国、各業種によりさまざまなファイルフォーマットが策定され、さらにインターネット時代を迎えると多様な接続形態が生まれ、今はクラウドサービスの台頭により無数のAPIが市場に溢れてきています。システムとシステムを繋ぐための選択肢は、今や膨大なものとなりました。こうした技術要素を1企業で抱え続けると、そのメンテナンスコストは雪だるま式に増大し、その対応コストやリソースは増える一方です。また、個別ツールの導入を続けることで、システムのサイロ化を助長し、肝心な基幹システムの柔軟性にもマイナスの影響を与えてしまう恐れ発生しています。OpenTextは、シェアードサービスとして旧技術を保有しながらも新技術への投資を続けており、IT・システム面における最適な連携基盤をシングルプラットフォームでご提案します。
取引先ごとに異なる技術対応レベルを吸収
お客様のB2B・サプライチェーンを見渡すと、各取引先はどのような方法で商取引を行なっているでしょうか? どういう手段であれば、各取引先に負担をかけずにシステム接続ができるのでしょうか? 旧来のテクノロジーがあるがために、B2Bの領域が手付かずになってはいないでしょうか?
あるバイヤーはサプライヤーのシステム対応能力やリソースに気を使いデジタル化を推進できず10年、あるいは20年近く変わっておらず問題意識を抱えたままだったり、あるサプライヤーはバイヤーから最新の技術での接続を迫られいつも対応に窮している……OpenTextの柔軟な連携基盤は、このようにテクノロジーが混在しやすい領域で、連携領域が抱えやすいジレンマを吸収致します。OpenTextは、お客様のみならず、お客様の取引先にとってもメリットのある基盤となります。
単一基盤で実現するサプライチェーンDXプラットフォーム
OpenTextのプラットフォームは、多様な変換対応、連携技術によって、新旧様々な要件を単一基盤で吸収します。これにより、EDI、ETL、API GWなどデータ連携で必要とされる様々な個別ツールの乱立や、業務システムへの不要なカスタマイズを防止し、全体最適を踏まえたITアーキテクチャを実現します。また、EDI/API等のデータ連携だけではなく、B2BコミュニティのWebポータルとして、取引先との商取引の可視化を実現します。旧来のWeb-EDIから進化した可視化ポータルにより、EDI連携が難しかった取引先との業務デジタル化も、単一基盤上で実現が可能となります。このような多様な連携手法を単一基盤で対応し、データ収集を実現することこそが、サプライチェーンDXにおけるもっとも重要なポイントと考えます。
ビジネス要件・IT要件にバランス良く応える、あるべきITアーキテクチャとDX実現
今や多くの企業で、データ収集やデータの利活用をご検討されています。なぜなら企業におけるデータソースの大半は、企業の外から発生していると言われています。企業がより多くのデータの収集を進めるためには、社内クラウドシステム間のAPI等の技術要素だけでなく、データがどこから来るかを踏まえ、B2Bを重視するべきではないでしょうか。
OpenTextは、連携領域として商取引のトランザクションをデータ化し、業務システムやデータレイクといった器を満たします。連携領域を共通基盤化しておくことにより、将来の業務システム刷新等、リッチなデータを必要とする動きに柔軟に対応しやすくなるものと考えます。
電話、FAX、メールベースの取引から、買手・売手の両者にデジタル化メリット提供する基盤へ
FAXやメールなどでの受発注のやりとりでは、システム転記の手間やミスのリスクが発生します。これを回避するためにEDI移行を検討したいが、取引先の対応負荷を考えると導入が難しい、といったケースは数多くあります。OpenTextでは、旧来のEDIから様々なAPIアダプタまで対応しているほか、Web-EDIを進化させた商取引の可視化・半自動化のB2Bポータルを提供しています。商取引は、需要情報や注文にはじまり、出荷、輸送、受領、請求、支払といったステップを経ますが、これらを可視化し、さらには例外的なデータが発生した際にはすぐに判断・アクションがとれるよう通知を行ないます。これらは、FAX等のやりとりや、単にEDIを実施しているだけでは実現できないメリットとなります。このようなデジタル化メリットを取引先と共有することで、サプライチェーン・コミュニティをより高効率なものとし、お客様のB2B100%デジタル化に向けた活動を支援します。
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